冤罪とジャーナリズムの危機―浅野健一ゼミin西宮報告集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784846310691
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0030

内容説明

甲山事件・松本サリン事件をはじめ絶えなく続く冤罪事件、そしてその報道のあり方、在特会と排外主義、権力チェックを忘れたメディアと表現の自由、日本の死刑制度、アメリカでのブラック・リスト抹消訴訟などを通して見えてくる問題―浅野健一を中心に語り尽くした1年間のゼミの全記録!

目次

第1回 山田悦子×浅野健一
第2回 河野義行×浅野健一
第3回 安田浩一×浅野健一
第4回 北村肇×浅野健一
第5回 安田好弘×浅野健一
第6回 矢谷暢一郎×浅野健一

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

3
同志社大学から定年延長を認められず退職に追い込まれた浅野健一氏が続けるゼミの記録を本にしたもの。出版社の鹿砦社は暴露ネタから名誉棄損で訴えられる強者。冤罪の代表として甲山事件の山田氏、松本サリン事件の河野氏の講演と対談を紹介する。河野氏曰く、警察はマスコミに情報をリークして、虚偽の記事を書かせ、その記事を使って取り調べをするらしい。浅野氏は日本の事件記者は訓練を受けていないので、警察に取り入るしかないと主張。欧米では訓練と記事執筆の積み重ねでキャリアアップする。日本ではマスコミによる冤罪は減らないだろう。2015/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9823709
  • ご注意事項