内容説明
ヴェトナム反戦運動の高揚と挫折から何を学ぶのか?海を渡り、ケネディ空港での突然の逮捕、「ヤタニ・ケース」と呼ばれ、全米を揺るがした「ブラック・リスト抹消訴訟」を経て体験し考え続けた長年の軌跡を総括!
目次
序章 アメリカ政府のブラック・リスト
第1章 アメリカ人学生と日本人心理学教授
第2章 心理学における研究方法
第3章 日本人の日本人によるアメリカ人のための心理学
第4章 ヒロシマからフクシマへ
第5章 アメリカの日本人心理学者
著者等紹介
矢谷暢一郎[ヤタニチョウイチロウ]
1946年生まれ。島根県隠岐の島出身。1960年代後半、同志社大学在学中、同大学友会委員長、京都府学連委員長としてヴェトナム反戦運動を指揮。1年半の病気療養などのため同大中退。77年渡米、ユタ州立大学で学士号、オレゴン州立大学で修士号、ニューヨーク州立大学で博士号を取得。85年以降、ニューヨーク州立大学等で教鞭を執る。86年、オランダでの学会の帰途、ケネディ空港で突然逮捕、44日間拘留、「ブラック・リスト抹消訴訟」として米国を訴え、いわゆる「ヤタニ・ケース」として全米を人権・反差別の嵐に巻き込んだ。ニューヨーク州立大学教授(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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