内容説明
「ヤクザ」「警察」そして「半グレ」…締めつけられるヤクザ、拡大し続ける警察。「市民に暴力団を排除させる」―これが暴対法暴排条例の本質だ。
目次
第1章 「抗争」編(ヤクザ側から見た「抗争」;警察側から見た「抗争」;インタビュー)
第2章 「シノギ」編(警察側から見た「シノギ」;ヤクザ側から見た「シノギ」;インタビュー)
第3章 「法対策&資料」編(全国初の「特定指定暴力団」;犯行を行う「おそれ」;幸平一家と道仁会;警察による巧妙n世論誘導;「特定指定」に対するヤクザ組織の反応;組事務所「立ち退き訴訟」代行制度)
終章 監修にあたって(受験秀才に社会全体のビジョンは描けない;100人が賛成する意見は疑え;優秀な人は警察官僚になりたがる;暴対法・暴排条例への疑問;根拠のない人権侵害が行われている;検察庁に残る古典的リベラリズム;日本の最高裁が人権を守れるか疑問)
著者等紹介
田口宏睦[タグチヒロチカ]
1972年生まれ。東京都墨田区出身。20代後半よりフリーライターになる。アダルト、格闘技、犯罪、刑務所問題、ドラッグ、右翼、ヤクザなど主にアンダーグラウンドカルチャーと、その周辺の人物を中心としたルポルタージュ、漫画原作などを執筆。インターネット・チャンネル『VICE.COM JAPAN』において、人物ドキュメント「Goku‐doシリーズ」のコーディネイト&インタビュアーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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