現代語訳 幸徳秋水の基督抹殺論

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846309176
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C0095

内容説明

20世紀日本の知の巨人・幸徳秋水、キリスト教のウソ偽りを徹底暴露!最後にして最大の告発がいま現代語訳で鮮烈によみがえった。

目次

緒論 基督とは何者なのか
聖書を信じるべきか
聖書以外の証跡
基督教の起源
初期基督教の道徳
基督の実体
結論 抹殺し了る

著者等紹介

幸徳秋水[コウトクシュウスイ]
1871年11月5日高知県に生まれ、1911年1月24日に大逆事件で処刑された明治時代のジャーナリスト・翻訳者・思想家・社会主義者・無政府主義者。本名は傳次郎だが恩師・中江兆民から授かった「秋水」を名乗った。1901年には帝国主義批判の世界的な先駆けである『廿世紀之怪物帝国主義』を著し、田中正造のために足尾鉱毒事件の惨害を訴える明治天皇への直訴書を執筆。03年には日露戦争翼賛の社是に抗して「萬朝報」を退社、翌04年には『共産党宣言』を翻訳紹介するなど、20世紀初頭の反戦言論人の代表格として大活躍した

佐藤雅彦[サトウマサヒコ]
1957年札幌生まれの翻訳者・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sin'iti Yamaguti

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死刑の獄中にあったとは思えぬほど、新旧約聖書はもちろんのこと、古代から近代の研究者の書物を縦横に引照して、イエス・キリストが実在人物ではないこと、キリスト教の教義そのものが東方の諸宗教のごった煮であり、太陽神信仰および性器崇拝の変形にすぎないことを論証している。幸徳秋水の博覧強記にも驚くが、死を座して待ちながらこれだけの精力的な執筆ができたことはさらに驚異的だ。 2023/10/20

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