内容説明
原発事故の“A級戦犯”を許すな。3・11以降の一年間の過程を見つめ、原発事故の責任を追及する。
目次
第1章 唯一の稼動中原発差し止め判決とその意味(ほとんどが退けられてきた原発に対する住民訴訟;志賀原発二号機運転差し止め訴訟のあらまし ほか)
第2章 歴史的大事故が起きても傲慢な態度を続ける東京電力の暴虐(誠意というものに無縁にしか見えない東京電力という私企業;厳戒態勢で行われた東電株主総会の異様さ ほか)
第3章 「反原発」を報道しないマスコミと拒絶する政府・東電記者会見(東京電力には異様なまでに気を使うマスコミ報道;理不尽な要求を押しつける政府・東電共同記者会見 ほか)
第4章 マスコミが絶対に報道しようとしない脱・反原発デモの概要(市民の中から噴出した脱・反原発の意思表示;4・10高円寺デモ詳細ルポ「一万五〇〇〇人が集まった脱原発デモ」 ほか)
第5章 反原発をめぐり混乱する発言と市民の動き(デモ以外にも広がりと多様化を見せる脱・反原発行動;「東電社員は利用お断り」を公言した風俗店 ほか)
資料編(原発がなくても、電力は足りる。;兵庫保険医新聞 ほか)
著者等紹介
橋本玉泉[ハシモトギョクセン]
1963年、横浜市出身。トラック運転手、学習塾の時間講師、コンビニの雇われ店長、経営実務資料の編集、販促ツールなどの営業、フリーペーパー記者、派遣労働者、夜間工場内作業員など複数の職業を経験。91年からフリーライターとして活動し、企業経営に関する事例取材を4年程続けるが、景気低迷によって仕事が激減。活動の場を一般的なメディアに移し、雑誌やムックなどに幅広く執筆。現在では、世相、庶民生活、風俗、娯楽、文化などといったジャンルのほか、事件や犯罪に関するレポートも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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