出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
ドイツ演劇の魅力のすべてがここにある!東と西の接点に生まれたベルリン演劇の創造の源を探り、その活力溢れる現在の姿に迫る待望の書。ハイナー・ミュラー、フランク・カストルフ、ルネ・ポレシュ、クリストフ・マルターラー、サシャ・ヴァルツ、トーマス・オスターマイアー、ミヒャエル・タールハイマー、マリウス・フォン・マイエンブルクらの舞台を詳しく解説。舞台写真多数入。
目次
第1章 新しいベルリンと心の壁
第2章 一九八九年の東ベルリン演劇
第3章 ハイナー・ミュラー
第4章 ミュラー以後のベルリナー・アンサンブル
第5章 七〇年代、八〇年代の西ベルリン演劇
第6章 フォルクスビューネとフランク・カストルフ
第7章 新しい世代
第8章 クリストフ・マルターラー
第9章 ドイツの劇場制度
補遺 『ハムレット/マシーン』の構成
著者等紹介
新野守広[ニイノモリヒロ]
1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。立教大学社会学部教授。AICT(国際演劇評論家協会)会員。演劇批評誌『シアターアーツ』編集委員
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