内容説明
舞台から世界‐歴史内表現へ、世界‐歴史から舞台へ、運動する演劇的思考、15年の集積。
目次
第1部 劇場日誌―一九八八年‐一九九一年(劇場日誌東京八八年秋;劇場日誌パリ八八年暮・八九年正月;劇場日誌東京八九年春 ほか)
第2部 同時代演劇を読む―一九八六年‐一九八八年(物語る演劇の破綻と可能性と―太陽劇団『シアヌーク』パリ八六年;世界は幼児性に傾斜する!―ダニエル・メスギッシュ演出『ロレンザッチョ』パリ八六年;霊廟のうちなる革命と反革命―ジュネの死、あるいはラヴォーダン演出『バルコン』パリ八六年 ほか)
第3部 劇場日誌―一九九一年‐二〇〇〇年(劇場日誌パリ九一年暮・九二年正月;劇場書簡パリ九三年;劇場日誌パリ九八年暮・九九年正月 ほか)
著者等紹介
佐伯隆幸[サエキリュウコウ]
1941年生まれ。(68/71)(現“黒テント”)創立の一員としてアングラ期の「運動の演劇」に携わったが、のち現場を離れ、現在は演劇評論家、学習院大学教授。フランスを軸にした現代演劇と演劇史を関心領域としている
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