内容説明
1936年11月、スペインの戦争‐革命の戦いに斃れた武装せるプロレタリア、アナキスト革命家ドゥルーティ。幼時から謎を孕んだ死まで、その思想と活動の全てを跡づける、決定版評伝。
目次
第1部 反逆者(1896‐1931)(十字架とハンマーの間で;一九一七年八月 ほか)
第2部 活動家(1931‐1936)(四月十四日;グループ「ノソトロス」とCNT・共和国 ほか)
第3部 革命家(1936.7.19-11.20)(激動のバルセローナ;フランシスコ・アスカーソの死 ほか)
第4部 ドゥルーティの複数の死(誰がドゥルーティを殺したか;ドゥルーティの死から利益を引き出すことができたのは誰か ほか)
著者等紹介
パス,アベル[パス,アベル][Paz,Abel]
1921年生まれ。バルセローナ在住のアナキスト史家。本名ディエゴ・カマーチョ
渡辺雅哉[ワタナベマサヤ]
1960年生まれ。早稲田大学大学院退学。現在、早稲田大学ヨーロッパ文明史研究所客員研究員。スペイン現代史専攻
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