内容説明
虚構の国「神国日本」に住んでいた敗戦時１６歳の少女が見た別の日本！皇国史観・司馬史観に風穴を！２１世紀へ新たな一歩をふみ出すために近代の曙を検証。
目次
１ 『西洋事情』―啓蒙思想の曙
２ 西洋・もうひとつの顔―西洋列強の東洋侵略と社会主義の崩芽
３ 春・日本にて―西洋の青年は見た、幕末日本
４ 『万国公法』―近代法の伝来
５ 土佐の『建白書』―徳川慶喜はこう語る
５ 坂城―権力の行方
７ 年の瀬―明治政権の登場
８ つぎの年―戊辰戦争と犠牲者たち
追補 『花神』私疑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Plasma
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現代人にも読みやすい文体で書かれており、またボリュームもそれほどないため、スムーズに読める。幕末を研究したい人が最初に読むべき一冊。2010/10/31
