出版社内容情報
クマの大量出没が大きな話題となり、主要因は「個体数増加」という。あまりに安易な報道が多い中、NHK広島放送局が「分布のドーナツ化」という著者の主張に沿った番組を作成したことで、個体数増加要因論に疑問を投げかける論調もでてきた。
「分布のドーナツ化」が多くの研究者の賛同を得ているわけではないが、かつての森林破壊や気候変動(温暖化)などの環境の変化、それに起因する生物多様性の劣化という問題を抜きにしてクマ問題を語ることはできない。そしてそれは決してクマだけのこととして矮小化することができない、「人間社会と自然の相互作用」の一側面としてとらえるべき重大な問題なのではないだろうか。そのため、本書では、できる限り多角的な視点から問題を見つめた。
【目次】
内容説明
クマの大量出没が大きな話題となり、主要因は「個体数増加」という。あまりに安易な報道が多い中、NHK広島放送局が「分布のドーナツ化」という著者の主張に沿った番組を制作したことで、個体数増加要因論に疑問を投げかける論調もでてきた。「分布のドーナツ化」が多くの研究者の賛同を得ているわけではないが、かつての森林破壊や気候変動(温暖化)などの環境の変化、それに起因する生物多様性の劣化という問題を抜きにしてクマ問題を語ることはできない。そしてそれは決してクマだけのこととして矮小化することができない、「人間社会と自然の相互作用」の一側面としてとらえるべき重大な問題なのではないだろうか。そのため、本書では、できる限り多角的な視点から問題を見つめた。
目次
第一章 クマの大量出没 怪しい原因論
第二章 西中国山地のツキノワグマ
第三章 大面積皆伐 拡大造林による自然破壊
第四章 クマの食性と環境との相互作用
第五章 「生物多様性」の意味
第六章 社会の変容 人の暮らしと里山
第七章 分布のドーナツ化 クマ出没の真の原因に迫る
第八章 さらなる問題
第九章 野生動物との共存にむけて
著者等紹介
金井塚務[カナイヅカツトム]
1951年生まれ 埼玉大学理工学部生化学科卒。広島フィールドミュージアム代表、日本森林生態系保護ネットワーク代表。専攻:哺乳類生態学・森林生態学・自然保護学。著書:『にほんざる』(いちい書房)日本科学読み物賞受賞、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴんく
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