内容説明
コンビニやスーパーなどで買い物をしていて、「この食品は安全なのだろうか?」とふと疑問に感じることがあるのではないでしょうか。その最大の理由は、多くの食品添加物が使われているからだと思います。現在、市販の加工食品のほとんどに添加物が使われています。その添加物の大半は人工的に化学合成されたものであり、中には発がん性が疑わしかったり、免疫力を低下さる可能性があったり、胎児に障害をおよぼす危険性のあるものもあります。現在、私達の体は知らず知らずのうちに添加物によってむしばまれています。それを防ぐためには、本書で取り上げた危険性の高い添加物をできるだけ摂らないようにすることです。これを実行することによって、添加物による害の大半は防ぐことができます。
目次
1 がんになりたくなければ、この添加物は食べてはいけない
2 免疫力を低下させる心配のある添加物
3 胎児に障害をもたらす危険性のある添加物
4 子どもにとくに食べさせたくない添加物
5 改めて食品添加物とは何ですか
6 一目でわかる添加物表示の見方
7 それほど心配しなくてもいい添加物
著者等紹介
渡辺雄二[ワタナベユウジ]
1954年生まれ。栃木県宇都宮市出身。宇都宮東高校卒、千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、82年よりフリーの科学ジャーナリストとなる。以後、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を、「朝日ジャーナル」「週刊金曜日」「中央公論」「世界」などに執筆・提起し、現在にいたる。とくに食品添加物、合成洗剤、ダイオキシンなど化学物質の毒性に詳しく、講演も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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