内容説明
運転者のミスを防止し、交通事故や渋滞をなくすことができる。障害者や過疎地の移動手段として役立つ。タクシー・バス・トラックのドライバー不足を解消できる―自動運転は自動車や交通に関わる諸問題を解決できると期待が高まっている。自動車メーカーの開発も急ピッチだ。しかし本当にそうなのか?交通事故をなくせるのか?どこまでが可能なのか?限界はどこなのか?本書は自動運転の技術問題と交通問題を多角的な視点から分析、自動運転の限界と幻想を指摘する。
目次
第1章 自動運転の基本事項(自動運転に関する基本事項;日本の技術開発の経緯 ほか)
第2章 自動運転の障壁(認識と判断の壁;ロジックの壁 ほか)
第3章 自動運転車と交通事故(自動運転車と事故;交通事故は構造的な問題 ほか)
第4章 人と物の動きから考える(車「強制」社会;「停まる凶器」 ほか)
第5章 経済とエネルギー(自動運転と自動車産業;内需と輸出 ほか)
著者等紹介
上岡直見[カミオカナオミ]
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)。2004年国立市「自転車の似合うまちづくり委員会」委員。2005年国土交通省中国運輸局「環境負荷に配慮した瀬戸内海スローツーリズム創出検討委員会」委員。2005年松本市「松本・四賀直結道路市民意向確認研究会」委員。2007年荒川区「荒川区環境交通省エネルギー詳細ビジョン策定委員会委員」委員。2006年~2018年交通エコロジー・モビリティ財団「環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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