内容説明
「日本を取り戻す」「新たな国づくり」を標榜する安倍政権だが、その政策は米国追従かと思えば旧態依然の公共事業バラマキ、消費税率引き上げなど、支離滅裂である。もはや安倍政権の存在そのものが「災害」である。本書では防災・原子力・国土利用・交通・経済・防衛・教育などのあらゆる分野にわたって、具体的なデータをもとに安倍政権の誤りを指摘する。
目次
第1章 「災害」をどう捉えるか
第2章 災害便乗事業
第3章 避難を「権利」で考える
第4章 人災としての水害
第5章 原発災害
第6章 大規模工事と国土荒廃
第7章 交通災害と通勤地獄
第8章 経済でも「災害」は起きる
第9章 防衛
第10章 市民と防災
あとがき―市民運動の再構築
著者等紹介
上岡直見[カミオカナオミ]
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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