プロブレムQ&A<br> 新・なぜ脱原発なのか―放射能のごみから非浪費型社会まで

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プロブレムQ&A
新・なぜ脱原発なのか―放射能のごみから非浪費型社会まで

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784846118150
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0336

出版社内容情報

2003年刊『なぜ脱原発なのか?』を、福島原発事故を踏まえて全面改定。原発に賛成の人も反対の人も改めて問題を考えよう。福島第一原発の事故を目の当たりにし、原発からの脱却を望むのは、当然です。放射性物質の大量放出は、長期にわたり災害をもたらし、平穏に生きる権利を奪います。その上、増えつづける放射性廃棄物は簡単に捨てることもできず、何百年もの管理が必要です。また、原発を動かすためには、放射線をあびながら過酷な労働に従事する労働者が必要です。私たちにできることは、皆が安心して暮らせる社会の実現です。
 本書は、2003年に発売した『なぜ脱原発なのか?』を、福島原発事故を踏まえて、全面改定したものです。原発に賛成の人も反対の人も改めて、この問題をともに考えましょう。

はじめに・9
? なぜ脱原発か 14
Q1 原発を廃止しないといけないという理由は何ですか?
Q2 福島原発事故とは、どんな事故なのでしょうか?
Q3 福島事故による放射能被害について、どう考えたらよいでしょうか?
Q4 世界中で、なぜ原発事故はなくならないのですか?
Q5 原発と原爆とは、まったく違うものではないのですか?
Q6 労働者の被曝はどうしても避けられないものなのですか?
 
? 放射能のごみ
Q7 放射性廃棄物がなぜ問題なのですか?
Q8 低レベルの廃棄物なら、心配することもないのではありませんか?
Q9 高レベル廃棄物も、地下深く埋めれば安心なのではありませんか?
Q10「科学的特性マップ」の公表で、処分場探しはすすむのでしょうか?
Q11 使わなくなった原発を解体するのは難しいことですか?
Q12 放射能レベルの低い廃棄物は、再利用するのが合理的ではないですか?

? 核燃料サイクルという虚妄
Q13 原発の燃料はリサイクルできるって本当ですか?
Q14 高速増殖炉は「夢の原子炉」ではないのですか?
Q15 プルサーマルって、特別に危険なことなのですか?
Q16 使用済み燃料は、どうしたらよいのでしょうか?
Q17 核融合に期待するのは間違っていますか?

? 原発のメリットは
Q18 問題点さえ克服できれば、原子力には大きなメリットがあるのでは?
Q19 ウランからは石油の一八〇万倍ものエネルギーが取り出せるか?
Q20 石油はあと四〇年でなくなるのに、ウランなら七〇年以上も使えるのでは?
Q21「原発は地球にやさしいエネルギー」ではないのですか?
Q22 原発には、良いところが一つもないのですか?

? 原発を止める
Q23 なぜ再稼働を阻止しないといけないのですか?
Q24 原発を止めるなんてことができるのでしょうか?
Q25 電力消費の大きな夏には、やはり原発が必要なのではありませんか?
Q26 原発を止めると化石燃料をよけいに燃やすことになりませんか?
Q27 世界の各国は本当に脱原発に向かっているのですか?
Q28 どうしたら原発の全廃が可能になるのでしょうか?

西尾 漠[ニシオ バク]
著・文・その他

内容説明

福島第一原発の事故を目の当たりにし、原発からの脱却を望むのは、当然です。放射性物質の大量放出は、長期にわたり災害をもたらし、平穏に生きる権利を奪います。その上、増えつづける放射性廃棄物は簡単に捨てることもできず、何百年もの管理が必要です。また、原発を動かすためには、放射線をあびながら過酷な労働に従事する労働者が必要です。私たちにできることは、皆が安心して暮らせる社会の実現です。本書は、2003年に発売した『なぜ脱原発なのか?』を、福島原発事故を踏まえて、全面増補改訂したものです。原発に賛成の人も反対の人も改めて、この問題をともに考えましょう。

目次

1 なぜ脱原発か(原発を廃止しないといけないという理由は何ですか?;福島原発事故とは、どんな事故なのでしょうか? ほか)
2 放射能のごみ(放射性廃棄物がなぜ問題なのですか?;低レベルの廃棄物なら、心配することもないのではありませんか? ほか)
3 核燃料サイクルという虚妄(原発の燃料はリサイクルできるって本当ですか?;高速増殖炉は「夢の原子炉」ではないのですか? ほか)
4 原発のメリットは(問題点さえ克服できれば、原子力には大きなメリットがあるのでは?;ウランからは石油の一八〇万倍ものエネルギーが取り出せるか? ほか)
5 原発を止める(なぜ再稼働を阻止しないといけないのですか?;原発を止めるなんてことができるのでしょうか? ほか)

著者等紹介

西尾漠[ニシオバク]
NPO法人・原子力資料情報室共同代表。『はんげんぱつ新聞』編集長。1947年東京生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。