香りブームに異議あり

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香りブームに異議あり

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846118143
  • NDC分類 576.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

香水などのフレグランス製品で頭痛が起きる著者が専門家の力をかり、様々な文献にあたり、問題の大きさと根深さを明らかにする。香水などのフレグランス製品で頭痛が起きる著者(オーストラリアを代表する作家)が専門家の力をかり、医学論文や様々な文献にあたり、問題の大きさと根深さを明らかにしてゆく。平易な文章で、語りかけるように解説しているが、香りを取り巻く恐ろしい事実を余すところなく知ることができる。
 香りで体調をくずす人は全世界に大勢おり、放置すればひどいアレルギー症状や化学物質過敏症などを引き起こす、重大な問題だ。

第一章 プラネット・フレグランス 9
第二章 被害者はどれくらい? 25
第三章 ボトルの中には何が? 45
第四章 鼻は知っている 63
第五章 ラベルに隠されたものは 71
第六章 誰がテストしているの? 79
第七章 フレグランスを守るため 91
第八章 研究所ではわからないこと 101
第九章 ヒゲ剃りあとにつけるのは? 113
第十章 分解不能 127
第十一章 意外な結果 137
第十二章 空気はみんなのもの 153
第十三章 フレグランスなんかいらない 165

原注 ・192
謝辞・193
訳者あとがき・195

ケイト・グレンヴィル[ケイト グレンヴィル]
著・文・その他

鶴田由紀[ツルタユキ]
翻訳

内容説明

香水などのフレグランス製品で頭痛が起きる著者(オーストラリアを代表する作家)が専門家の力をかり、医学論文や様々な文献にあたり、問題の大きさと根深さを明らかにしてゆく。平易な文章で、語りかけるように解説しているが、香りを取り巻く恐ろしい事実を余すところなく知ることができる。香りで体調をくずす人は全世界に大勢おり、放置すればひどいアレルギー症状や化学物質過敏症などを引き起こす、重大な問題だ。

目次

プラネット・フレグランス
被害者はどれくらい?
ボトルの中には何が?
鼻は知っている
ラベルに隠されたものは
誰がテストしているの?
フレグランスを守るため
研究所ではわからないこと
ヒゲ剃りあとにつけるのは?
分解不能
意外な結果
空気はみんなのもの
フレグランスなんかいらない

著者等紹介

グレンヴィル,ケイト[グレンヴィル,ケイト] [Grenville,Kate]
作家。1950年、オーストラリア、シドニーに生まれる。シドニー大学で芸術学を学び、大学卒業後、ドキュメンタリー映画の編集の仕事に従事。20歳代後半でイギリスにわたり、編集者・フリージャーナリストとして数年を過ごす。その後アメリカのコロラド大学で作家としての勉強を始め、クリエイティブ・ライティングの学位(MFA)を取得。その後オーストラリアに戻って現在に至る。主な作品は、Bearded Ladies(1984年)、Lilian’s Story(1986年)(ヴォーゲル・オーストラリア文学賞受賞)、Dreamhouse(1987年)、Joan Makes History(1989年)、The Idea of Perfection(1999年)(オレンジ賞受賞)、Dark Places(1994年)(ヴィクトリア州文学賞受賞)、The Secret River(2005年)(『闇の河』一谷智子訳、現代企画室2015年)など。日本語にも翻訳された『闇の河』は、イギリスからオーストラリアにわたった開拓者が先住民族と衝突し、虐殺するという史実にもとづいた物語で、歴史の闇に迫る傑作としてベストセラーとなった。数カ国語に翻訳され、テレビドラマ化された他、英連邦作家賞、クリスティナ・ステッド賞などの国内外の文学賞を受賞している。小説の他、クリエイティブ・ライティングに関する本を執筆している。2010年、ニューサウスウェールズ大学より名誉博士号を授与される

鶴田由紀[ツルタユキ]
フリーライター。1963年横浜に生まれる。1986年青山学院大学経済学部経済学科卒業。1988年青山学院大学大学院経済学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ロア

25
タイトルは少々威圧的ですが、内容は全くそんなことありませんでした。香りに関する科学的な最新情報が、ウイットやユーモアを交えた、語りかけるような平易な文章で書かれています。面白く読めて新たな知識も増えました。ただし、内容は結構怖い!(∩^ω^∩)香料は想像以上に有害な化学物質。なのに安全性はロクに検査もされず、原材料の詳細明記も不要。ボトルや箱に「香料」の一言で済む。含有されることの多い成分には、空気に触れるとホルムアルデヒドに変化するものも。頭痛や目のヒリヒリ感、のどや気管支が痛くなるのも当たり前ですね。2020/01/18

マイケル

3
タイトルに同感。フレグランスの情報を集めた一般向けの本が無いことが分かり自分で書くことにした小説家によるサイエンス本。化学物質の名前は多数出てくるが読みやすい。 職場での被害を訴え裁判で勝訴した米国の例、敗訴の豪州の例を紹介。体内のバランスを崩す恐ろしい内分泌攪乱物質、流産防止剤やホルモン補充療法による被害も紹介。訳者あとがきで日本の香害問題紹介。業界はいい匂いと感じる多数派と匂いに敏感な少数の変な人たちの対立にしようとしていると主張。フレグランス・フリーを求めて声を上げる事を提案。知って欲しい現実。2020/03/24

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