出版社内容情報
本書は、大規模林道問題全国ネットワークの元メンバーが、大規模林道問題とその反対運動の歴史と現在を検証・総括する。
『検証・大規模林道』編集委員会[ケンショウダイキボリンドウヘンシュウイインカイ]
著・文・その他/編集
内容説明
林業開発のためという名目で、山間部に完全舗装2車線の大規模林道開発事業が進められてから半世紀ほどになる。道路建設は山を崩し、谷を埋め、自然生態系を破壊する。全国で市民が建設反対運動に立ち上がり、各地で建設は阻止される。ムダな公共工事は税金をドブに捨て、談合と汚職で緑資源機構は遂に解体される。しかし、一部は生き残り、今また建設が続く。本書は、大規模林道問題全国ネットワークの元メンバーが、大規模林道問題とその反対運動の歴史と現在を検証・総括する。
目次
大規模林道問題全国ネットワーク集会の記録
北海道の大規模林道
岩手の大規模林道
ブナ帯からの反撃 山形の大規模林道阻止闘争
福島の大規模林道―ブナの森の叫び!
富山の大規模林道
広島の大規模林道
四国の「大規模林道という幽霊」
政官業の癒着にまみれた緑資源機構
生き延びる大規模林道
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