一台の黒いピアノ…―未完の回想

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一台の黒いピアノ…―未完の回想

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846113124
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C0098

内容説明

シャンソンの女王、バルバラは、ユダヤ人として生まれ、ナチス占領下のフランス各地を逃げまどい、放浪し、苦難のなかからシャンソン歌手として成功する。その波乱の人生をはじめて綴った本書、未完の自伝が人びとに強い衝撃を与えたのは、父親による「インセスト=近親相姦」の思い出が語られたことだった。「タルプでの一夜、わたしの全世界が恐怖の地獄に転落した」「父に対して、わたしは強い恐怖心を抱いていた。…夜、大きな扉が音を立てて閉じ、中庭の敷石の上を歩いてくる父の足音が響いてくると、わたしは怖くてベッドの中で震えが止まらなかった」一台の黒いピアノとともに生きたバルバラの生涯…。

目次

未完の回想
断章

著者等紹介

バルバラ[バルバラ] [Barbara]
本名モニック・アンドレ・セール。1930年6月9日、パリに生まれる。終戦直後、15歳で学業を中断。声楽家デュセケ教授に師事し、47年、パリのコンセルヴァトワールで学ぶ。50年、ブリュッセルに発ち2年程滞在した後、パリに戻りセーヌ左岸のキャバレー、“レクリューズ”で「真夜中の歌手」として6年間ピアノの弾き語りをつづける。64年、ブラッサンスのリサイタルの「真打ち」として“ボビノ劇場”に初出演。66年、フランス全国2カ月の公演ツアー。1997年11月24日、67歳で死去

小沢君江[オザワキミエ]
1961年、AFS留学生として米国に1年滞在。1965年、早稲田大学仏文科卒。1971年、夫ベルナール・ベローと渡仏。1974年、ベローと共にイリフネ社創立。堀内誠一氏の協力を得てミニコミ誌『いりふね・でふね』創刊。1979年、無料紙『オヴニー』発刊。1981年、民間文化センター「エスパス・ジャポン」創立。2010年6月に創刊した日本に関する仏語の月刊無料紙『ZOOM Japan』の編集に携る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HK

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40年以上も前に読んだシャンソンの評論で、ある批評家が、「非常に優れた歌手は30年に1人しか現れず、生涯歌っても、非常に優れた歌は3曲しかない」とあった。バルバラは1997年没だから、30年に一人の、優れた歌手と言えるようだ。 また3曲とは、どれを指すかは分からないが、「ナント」は、父を弔うためにナントを訪れた事を、「ゲチンゲン」は、当時ドイツではまだ人気のなかった彼女が、ドイツの熱烈なファンに招かれて、そこで歌った事を題材としている事を知った。 本文の最後には「この流浪の人生」とある。2020/11/26

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