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内容説明
日本のマスメディアは、政府や官庁など「お役所」が発する情報には敏感だが、市民社会で起きていることや市民運動、大衆運動にはあまり関心がない。本書は、欧米の調査報道、市民運動に連携する「パブリック・ジャーナリズム」を紹介しながら、記者クラブ制度に依拠し、お役所の広報紙と化した日本のマスメディア・ジャーナリズムの在り方を脱構築し、市民の視点に立った「公共するジャーナリズム」を提言する。
目次
第1部 調査報道をルポする(「シティ・リミッツ」―「ウォール街占拠運動」;ピュリツァー賞受賞「プロパブリカ」;アメリカン大学の調査報道ワークショップ;調査報道の老舗「CPI」)
第2部 調査報道を理解する(調査報道の歴史と存在意義;調査報道を実践するNPO;「公共するジャーナリズム」実践に向けて;パブリック・ジャーナリズム)
第3部 調査報道を実践する(「被曝労働者は捨て駒」―報道写真家の樋口健二さん;「市民こそが市長である」―ソウル市長の朴元淳さん;「市民の視点」とジャーナリズム)
著者等紹介
土田修[ツチダオサム]
東京新聞編集委員。1954年、金沢市生まれ、名古屋大学文学部卒業。月刊紙「ル・モンド・ディプロマティーク」日本語版代表、日本マス・コミュニケーション学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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