内容説明
大気も土も水も放射能で汚染されてしまったチェルノブイリと福島。本書はチェルノブイリ事故と福島原発災害を比較検討し、福島原発事故が引き起こしつつある土壌汚染や農作物、飼料、魚介類、水などの放射能による汚染、そして外部・内部被曝による人間への影響を考える。また放射能汚染下で生きざるをえなくなった中で、汚染除去や被曝低減対策など暮らしの中の被曝対策を提言する。
目次
第1章 福島原発震災とチェルノブイリ事故(震災現場を訪れて;チェルノブイリ事故;チェルノブイリの石棺;福島第一原子力発電所の構造;福島原発では何が起きているか ほか)
第2章 放射能汚染下でどう生きるか(風下で起こること―今、必要なのは;チェルノブイリの汚染と福島;「予防原則」の導入が必要;土壌の除染が必要―校庭・園庭・公園・歩道・遊具など;農地の汚染対策 ほか)
感想・レビュー
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