内容説明
内閣府の調査によると、「命の危険を感じるくらいの暴力」を一度でも受けたことがある人は、20人に1人となっています。そのため、DV(ドメスティック・バイオレンス)防止法が制定されましたが、十分活用されていません。本書は、DVにあったときの対処法、相談や保護命令の申立、生活保障などを詳しく解説すると共に、離婚に至ったときのやり方も詳細に解説しています。Q&A形式ですぐに役立つ実用本です。
目次
第1章 DV防止法の仕組みは、どのようになっているのですか(「配偶者からの暴力」とは、どのようなものですか;「配偶者からの暴力」を受けた場合は、どこで相談することができますか;DV被害者の保護について、どのような制度がありますか ほか)
第2章 DV被害者の権利は、どのようになっていますか(別居中の生活費(婚姻費用の分担金)は、どうなりますか
暴行や傷害に対する告訴や告発は、どのようにするのですか
DV防止法の保護命令違反には、どのように対処するのですか ほか)
第3章 離婚の手続きは、どのようにするのですか(離婚の手続には、どんな種類がありますか;協議離婚とは、どういうものですか;調停離婚・審判離婚とは、どういうものですか ほか)
著者等紹介
矢野輝雄[ヤノテルオ]
1960年、NHK(日本放送協会)入局。元NHKマネージング・ディレクター。元NHK文化センター講師。現在、矢野行政書士社会保険労務士事務所長、市民オンブズ香川・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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