永遠の絶滅収容所―動物虐待とホロコースト

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永遠の絶滅収容所―動物虐待とホロコースト

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846107062
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C0036

内容説明

ナチスの残虐なユダヤ人等の虐殺はなぜ起こったのか?なぜ家畜のように殺せるのか?動物なら殺すことも許されるのか?人類は、動物を家畜化し、屠畜することから、残虐さを学び、戦争と虐殺を繰り返してきたのではないのか?本書は、動物の家畜化、奴隷制からジェノサイドまで、人類による虐待と殺戮の歴史を辿り、制度的な動物の搾取と殺戮を止め、罪なき犠牲者である動物を護ることこそが、ある生命は他の生命よりもっと価値があるという世界観を克服し、搾取と殺戮の歴史に終止符を打つことができると説く。

目次

第1部 根本的な崩壊(大いなる分断―人間の優越性と動物の搾取;狼、類人猿、豚、ネズミ、害虫―他者を動物として中傷する)
第2部 主人の種、主人の人種(屠畜の工業化―アメリカからアウシュヴィッツへの道;群れの改良―家畜育種からジェノサイドへ;涙の誓いなしに―アメリカとドイツにおける殺戮センター)
第3部 ホロコーストが反響する(私たちも同じだった―ホロコーストを意識する動物擁護活動家;この境界なき屠畜場―アイザック・バシェヴィス・シンガーの共感的ビジョン;ホロコーストのもうひとつの側面―声なき者のために発言するドイツ人)

著者等紹介

パターソン,チャールズ[パターソン,チャールズ][Patterson,Charles]
アマースト・カレッジ卒業。1970年にコロンビア大学大学院で博士号取得。歴史学専攻。エルサレムのヤッド・ヴァシェム・ホロコースト教育研究所の協力研究員などを経て、現在は著述業、ニューヨーク在住

戸田清[トダキヨシ]
1956年大阪生まれ。大阪府立大学、東京大学、一橋大学で学ぶ。日本消費者連盟職員、都留文科大学ほか非常勤講師、長崎大学環境科学部助教授を経て、2007年4月から同教授。専門は環境社会学、平和学。博士(社会学)。獣医師(資格)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

3
人類による動物の家畜化は、人間を自然から分離し、動物と人間の間に明瞭なる境界線を引いた。動物は人間が恣にして構わぬ存在であると。家畜化の経験は、奴隷化の制度を整え、白人による植民地主義を用意し、優生学を生んだ。白人を頂点とする人種ヒエラルキーの下位は動物と同義であるという世界観が誕生したのである。特に近代の屠畜の工業化は、アウシュヴィッツのガス室が「死の工場」である所以の合理化を促進した。最後、ホロコーストと動物虐待の構造的同一性を指摘し、動物解放論の立場を謳う。……しかし、興味深いが聊か短絡過ぎないか?2020/09/03

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