内容説明
部落民は「見えない人間」になりつつあり、マスコミも部落についてふれようとしない。では、差別はなくなったのかというと、ネットなどではあからさまな部落差別表現がとびかう。こんにちの社会では、人種差別、障害者差別、エイズ差別など、さまざまな差別が発見され、その解消が訴えられている。そして、問題として提出されると、解決にむけ動いていき、その過程で人々は「平等」「人間」「人権」を学ぶ。本書は、部落差別もまた、同様に顕すことで、議論を深め、解決していく必要性を説いている。
目次
1 近代差別の歴史を考える(部落はどこにあるのですか?;藤村の『破戒』のテーマは?;破戒をそそのかしたのはだれですか?;明治の部落はどんなすがたなのですか?;猪子蓮太郎のモデルはだれですか? ほか)
2 近代差別の構造を考える(「競争」と「差別」のちがいは?;「美女コンテスト」は差別なのですか?;本当に「職業に貴賤はない」のですか?;心理的な差別と社会的な差別はどうちがうのか?;差別は憲法に違反しているのですか? ほか)
3 資料
著者等紹介
塩見鮮一郎[シオミセンイチロウ]
1938年、岡山県生まれ。現在、東京都練馬区在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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