内容説明
交通事故による死傷者数は100万人を超えているし、交通事故関係の検挙者数は刑法上の全犯罪の70%以上を占めている。このような状況では、誰もが被害者となり、加害者となる可能性がある。また、突然起こるので、とっさに適切な対応ができにくい。本書は、被害者、加害者双方の立場から、交通事故や保険の基礎知識のほか、事故発生時から損害賠償の最終的解決に至るまでのすべての対応をやさしく、詳しく解説している。
目次
第1章 交通事故が発生したときは、どうするのですか
第2章 自動車保険は、どのようになっていますか
第3章 交通事故の損害賠償は誰に請求するのですか
第4章 損害賠償の請求額は、どのように計算するのですか
第5章 過失相殺は、どのようにされるのですか
第6章 保険金の請求手続は、どのようにするのですか
第7章 示談は、どう進めるのですか
第8章 示談以外の紛争解決方法には、どんなものがありますか
著者等紹介
矢野輝雄[ヤノテルオ]
1960年、NHK(日本放送協会)入局。番組編成、番組制作、著作権、工業所有権のライセンス契約などを担当。元NHKマネージング・ディレクター。元NHK文化センター講師。現在、矢野行政書士社会保険労務士事務所長
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