内容説明
いま、個人情報保護基本法案が国会で審議されようとしている。従来の個人情報保護法の欠陥を埋めるものといわれているが、はたしてそうなのか?マスコミがこぞって反対しているのはなぜなのか?同法案の問題点からプライバシーと人権、盗聴法から住民基本台帳システム、国民総背番号制まで、やさしくQ&Aで解説。
目次
1 プライバシーと人権(プライバシーを守るって、いざとなるとけっこうわかりにくい;プライバシーって新しい言葉?いつごろから登場したんですか? ほか)
2 日本の運動と現状(日本にもなにか歴史を開く先駆的な運動があったのですか?;どう利用してるのかわからない政府調査は不気味なのですが ほか)
3 国民総背番号制の背景(国民総背番号制って、いったいどこが危険なんですか?;総背番号制導入の動きはいつごろから始まったんですか? ほか)
4 やってきた監視社会(テクノロジーは人間を超え、どこへ行こうとしているのですか?;Nシステムというのも未来テクノロジーの一つなんですか? ほか)
著者等紹介
佐藤文明[サトウブンメイ]
フリーランス・ライター、戸籍研究家、批評家。1948年東京生まれ。自治体労働者(戸籍係)を経て、フリーに。“グループ社会派”で活動。1979年に〈私生子〉差別をなくす会を結成
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