出版社内容情報
革共同学対部長として三派全学連の結成に奔走し、他党派の指導者からも慕われたゲオさんこと小野田襄二。大学反乱の季節には、思想誌「遠くまで行くんだ……」を創刊し、全共闘学生の精神的拠り所となった。革命左翼の移ろいとともに揺れ動いた「闘う全学連」の時代(1958~68年)の史実に、人間としての生命の息吹を吹き込む渾身の回想録。
【目次】
第一部 弟・圭介への奇妙な追悼
弟・圭介の生還 神経症と会話 そして追悼
第一章 小野田兄弟 生い立ちの記
第二章 闘う全学連黎明期 革共同・ブント誕生へ
第三章 六〇年安保改定反対という不可解な闘争
第四章 安保闘争の総括で崩壊したブント全学連
第五章 ブント崩壊によるマル同への全学連権力の移行
第六章 脆弱さが露呈したマル同と学生戦線の混乱
第七章 革共同 黒田・本多・松崎トロイカ体制の崩壊
第八章 マル同全学連大いなる迷走と混乱の果てに
解説 「弟・圭介への奇妙な追悼」『情況』誌連載について
第二部 わが体験的政治論
全学連二六中委における僕の〈意見書〉
マル同全学連分裂過程における二人の手記
三派全学連結成への道
闘う全学連の終燼の果てに
結び 「遠くまで行くんだ……」と全共闘の季節
あとがき 〝あしたのジョージ〟ヘ(小野田照代)
刊行にあたって(角口和憲 金子知樹)



