論創ノンフィクション グリーフカフェ―大切な人を亡くした人たちが語ったこと

佐藤 奈央【著】

論創社（2025/04発売）

• サイズ 46判／ページ数 240p／高さ 19cm
• 商品コード 9784846024727
• NDC分類 141.6
• Cコード C0036

出版社内容情報

いま、グリーフを抱えてつらい思いをしている人へ。深い悲しみの中、ひとりぼっちで立ちすくんでいる人へ。日ごろは心の奥に閉じ込めた気持ち。職場や友人の前ではなかなか話せない悲しみ。親しい相手にだからこそ打ち明けられない本音。身近な人からの、何気ないひとことで傷ついた心。それらを包み隠さず、ありのままに語り合う場所。それがグリーフカフェです。本書では、けっして外部には出ることのない当事者の言葉を特別に収録しました。

内容説明

いま、グリーフを抱えてつらい思いをしている人へ。深い悲しみの中、ひとりぼっちで立ちすくんでいる人へ。日ごろは心の奥に閉じ込めた気持ち。職場や友人の前ではなかなか話せない悲しみ。親しい相手にだからこそ打ち明けられない本音。身近な人からの、何気ないひとことで傷ついた心。それらを包み穏さず、ありのままに語り合う場所。それがグリーフカフェです。本書では、けっして外部には出ることのない当事者の言葉を特別に収録しました。

目次

第一章　家族を亡くした人のお話　パート１（オープニング―ようこそグリーフカフェへ；両親を亡くした男性のお話―ＲＥＮさんの場合；カフェを作った「もりさん」のお話）
第二章　家族を亡くした人のお話　パート２（母を亡くした女性のお話―きどさんの場合；息子を亡くした女性のお話―くみさんの場合；ＲＥＮさんのその後）
第三章　パートナーを亡くした人のお話（恋人を亡くした男性のお話―タカギさんの場合；クロージング―カフェのおわりに）
第四章　専門家のお話（グリーフは、一〇〇人いれば一〇〇通り。決まった形はありません―高橋聡美先生；福祉の専門職の人たちに、グリーフサポートの大切さをもっと意識してほしい―菱沼幹男先生）

著者等紹介

佐藤奈央［サトウナオ］
１９７６年生まれ。スポーツ新聞の記者を経て、テレビ番組の構成やドラマ脚本などを手掛ける。ＴＯＫＹＯ　ＭＸのドキュメンタリー番組「グリーフカフェ～悲しみを語れる場所～」（２０１９年）で構成を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[Go Extreme]

悲しみをポケットに 評価・批判・助言しない 孤独だと言える場所 グリーフは消えない 体験が道しるべに ニ・五死別という喪失 パラレルワールド感覚 悲しみを抱いていい 家族がいても孤独 ありのままを受け入れる 話して座標を確かめる あなたのせいじゃないと言えない 反応は100人100通り 薬では消えないグリーフ よかれと思ってが傷つく グリーフ認知度の低さ サポートの架け橋がない 聴くことがサポート 視点の反転 グリーフは誰もが当事者

2025/05/02