出版社内容情報
鄭秋迪は、関東学院大学で吉本ばななについて中国での論文やネットと独自のアンケート調査から「中国で吉本ばななはどのように受け入れられているか」を研究、ばなな独自の「好きっていう場」「半独語」「即非の文学」などを分析し、ばなな文学の本質に迫る。
目次
第1章 これまでの研究
第2章 吉本ばななの中国での受容
第3章 中国の読者は『キッチン』をどうとらえたか
第4章 吉本ばななの中国での受容―研究と背景
第5章 吉本ばななの中国での受容―映画化と背景
第6章 中国における吉本ばなな文学の受容―「顧客制度」と「好きっていう場」
著者等紹介
鄭秋迪[テイシュウテキ]
中国南京師範大学外国言語文学博士後研究員(文学博士)。専門は日本文学、日本語教育、平和反戦(教育)など。1990年、中国河南省信陽市生まれ。2014年6月、南京師範大学外国語学院日本文学専攻修士課程修了。2020年9月、関東学院大学大学院文学研究科比較日本文化専攻博士後課程修了。2022年3月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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