出版社内容情報
女子美出身、60年代にニューヨークでポップアート誕生に触れた画家、坂井眞理子は、帰国後、児童文学者・山室静主宰の童話雑誌『海賊』に10年以上、多数の幻想童話を執筆、それとエッセイをまとめた。稲垣足穂やサンテクジュペリを思わせ、類のない面白さだ。
内容説明
鮮烈な色彩の画家が綴る不可思議な物語。童話?寓話?小説?
目次
1 幻想童話(水の中の桃の花;さまよえる船長;白い筒;桃色の蝶;空の天井で ほか)
2 エッセイ(縄文人誕生の地;ケニアの旅;振り返ってニューヨーク)
著者等紹介
坂井眞理子[サカイマリコ]
山口県生まれ。大分県佐賀関町立小学校、宇部市立桃山中学校、山口県立宇部高校、1962年女子美術大学美術学科洋画科卒業。1962~1964年、ニューヨーク、ブルックリンミュージアムアートスクールに学ぶ。1961年より個展多数。日本各地、韓国、アメリカ、フランスなど国内外で活躍。2012年、池田20世紀美術館で大規模個展開催。日韓交流展など国際美術展にも参加。1979年より童話・エッセイなど執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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