出版社内容情報
信長は鉄砲と何時・何処で出合ったか。鉄砲が種子島に伝来したのは1543年。信長の独創的な鉄砲の活用が、30数年後の「長篠の戦い」(1575年)で突如開花したものではないことを、一級資料である『信長公記』を基に検証する!
内容説明
信長の独創的な鉄砲の活用が、30数年後の「長篠の戦い」(一五七五年)で突如開花したものではないことを、一級史料である『信長公記』を基に検証する!
目次
第1部 『信長公記』首巻の部(信長と鉄砲の出会い;信長の鉄砲指南役 首巻7 上総介殿形儀の事;橋本一巴の素姓;武器としての鉄砲による示威行動とその効果 首巻10 山城道三と信長御参会の事;正徳寺行軍の構成 首巻10 山城道三と信長御参会の事 ほか)
第2部 『信長公記』巻1~巻15の部(鉄砲に関する話はない;信長の部隊における鉄砲衆の位置づけ;鉄砲の武器としての使用上の欠陥;狙撃の手段としての鉄砲;殿での鉄砲の活用 ほか)
著者等紹介
浅野忠夫[アサノタダオ]
1946年、愛知県岩倉市生まれ。南山大学外国語学部英米科卒業。1970年から約30年アメリカ在住(ロサンゼルス)後、帰国。織田信長、尾張の歴史・地理・文化を探究し、歴史雑誌にも投稿し、掲載された。2021年8月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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