出版社内容情報
満州事変以降の軍国化の時代に、汎太平洋婦人会議(1934年、ハワイ)への参加、中国視察旅行(1935年)など、各国の女性運動家たちとの交流を通じ、女性の権利を国際的な視野から考察した小泉郁子。その行動と思索をたどる。好評シリーズ第三巻!
内容説明
満州事変以降の軍国化の時代に、汎太平洋婦人会議(1934年、ハワイ)への参加、中国視察旅行(1935年)など、各国の女性運動家たちとの交流を通じ、女性の権利を国際的な視野から考察した小泉郁子。その行動と思索をたどる。
目次
1 女性は動く(国際婦人運動の意義;今日の国際婦人運動;国際規約と婦人問題;主要国際婦人運動の現状;世界を風靡する反動的傾向と対婦人政策;新政策と婦人運動;動く東洋婦人;汎太平洋婦人会議;日本に於ける婦人運動批判;国際平和教育の促進に就いて;ハワイを語る)
2 論税(汎太平洋婦人会議;中国事情)
著者等紹介
小泉(清水)郁子[コイズミイクコ]
1892年~1964年。島根県生まれ。1915年植村正久より受洗。同年東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)卒業。兵庫県明石女子師範学校教諭などを経て、22年東京女子高等師範学校研究科入学、同年秋米国に留学。27年Oberlin大学卒業、28年Michigan大学大学院修士号取得。30年帰国し青山学院教授。35年北京・崇貞学園創設者の牧師清水安三と結婚、学園の教育・運営にあたる。46年安三とともに帰国し東京・町田に桜美林学園を開設、その経営にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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