出版社内容情報
木村光彦[キムラ ミツヒコ]
著・文・その他
内容説明
戦後日本人の歴史理解を問い直す。イデオロギー、偏見/偏向、無知、事実誤認に縛られた日本‐コリア関係を、背後の中国共産党の動きとともに考察。実証研究に基づき、東アジア近現代史の諸論点を鋭く衝いた問題提起の書。
目次
第1部 歴史の呪縛を解く(朝鮮史研究会と『朝鮮の歴史』;北朝鮮の経済は韓国よりすすんでいたのか?;韓国経済をみる眼;韓国史学界の新思潮―『反日種族主義‐日韓危機の根源』)
第2部 新たな地平(朝鮮戦争の断面;北朝鮮の庶民生活―在日朝鮮人脱北者の証言;日朝貿易会と対日債務問題;展望―大日本帝国と東アジア)
著者等紹介
木村光彦[キムラミツヒコ]
東京生まれ。北海道大学経済学部卒業。1999‐2020年、青山学院大学国際政治経済学部教授。現在、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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