出版社内容情報
悪魔を見た処女 エツィオ・デリコ
遺書の誓ひ カルロ・アンダーセン
解説 横井司
著者等紹介
デリコ,エツィオ[デリコ,エツィオ] [D’errico,Ezio]
1892‐1972。イタリア、シチリア島生まれ。1923年に“Quello che il Carabiniere deve Sapere”で作家デビューし、1930年代から40年代にかけて“Plenilunio allo Zoo”(1939)など多数の作品を発表。脚本家や画家、雑誌編集者としても活躍する。60年代に執筆活動を再開するが作家としての再起には至らなかった
アンダーセン,カルロ[アンダーセン,カルロ] [Andersen,Carlo]
1904‐70。本名カルロ・アーノルド・ヴァンデマー・アンダーセン。デンマーク、フレゼレクスベア生まれ。38年に「遺書の誓ひ」で作家デビューし、犯罪小説や伝記小説を執筆した他、クヌート・マイスターと合作で少年少女向け小説も書いている。晩年はレジスタンスグループのリーダーとなった
吉良運平[キラウンペイ]
1910年生まれ。本名・渡辺芳夫、別名に江杉寛。東京大学法学部卒業。1930年中頃より三井物産社員や外務省嘱託として欧州各国へ出掛け、1947年4月に帰国する。戦後は欧州圏の推理小説を日本に紹介しようと精力的に翻訳活動を行なう。創作や翻訳は1950年代で途絶えるが、1960年代に入ってから本名で世界各地の性風俗を題材としたノンフィクションを三冊刊行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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