巨匠―ヘンリー・ジェイムズの人と作品

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巨匠―ヘンリー・ジェイムズの人と作品

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846020774
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

パリ、ダブリン、ローマ、ロンドン…傑作が生み出されるまでの五年間。作家ヘンリー・ジェイムズが「巨匠」となってゆく重要な五年間を、現代アイルランドきっての作家トビーンが事実と想像を駆使して紡ぐ。ブッカー賞最終候補、国際IMPACダブリン文学賞、ロサンゼルス・タイムズ・ノベル・オブ・ザ・イヤー、フランス最優秀外国文学賞など数々の賞を受賞した名作が、ついに邦訳。

目次

1章 一八九五年一月
2章 一八九五年二月
3章 一八九五年三月
4章 一八九五年四月
5章 一八九六年五月
6章 一八九七年二月
7章 一八九八年四月
8章 一八九八年六月
9章 一八九九年三月
10章 一八九九年五月
11章 一八九九年十月

著者等紹介

トビーン,コルム[トビーン,コルム] [T´oib´in,Colm]
1955年、アイルランド東南のウェクスフォード州エニスコーシー生まれ。1975年University College Dublin卒業。新しい視点から発信する詩、劇、フィクションは衝撃的で、映画「ブルックリン」の原作小説などで知られる、いま最も人気のあるアイルランドの作家の一人。アイルランドおよび外国でジャーナリスト、文学批評家としても精力的に活躍中。Aosd´ana(アイルランド芸術家協会)のメンバー。Stanford University、The University of Texas at Austin、Princeton Universityそのほかで教壇に立つ。彼の作品の主要テーマ:アイルランド社会、海外生活、創作過程、ホモセクシュアリティのアイデンティティなど

伊藤範子[イトウノリコ]
1944年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、名古屋大学大学院博士課程中退。帝塚山大学名誉教授。専攻はアイルランド文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

44
大作家として名高いヘンリー・ジェイムズ、その生涯から「5年間」を切り取り再現した物悲しくも美しい作品。著作を殆ど読んだことがなく、あまり関心があるとも言えない作家の創作的な内面世界に、こうも惹きつけられてしまうとは思ってもみなかった。触れたら損なわれてしまいそうなくらいにセンシティブな肖像画。深い孤独のなかで揺蕩う微かな感情を表現する精緻な筆遣いに、トビーンこそMeister(名人)との言葉が相応しいと感じた。2021/11/14

Speakten

5
この邦訳につけられた副題は誤解を招くものだ。一見モノグラフか文芸批評書と思われるだろうが、実態はれっきとした小説だからである。 なぜこうなったのか? もしヘンリー・ジェイムズを主人公とした小説より、研究書の方が売れるだろうと版元が考えたとすると、令和日本での英文学の人気度についてなんともわびしい気持ちにさせられるが、ほんの20年ほど前はそんな状況ではなかったはずだ。 原著は2004年刊。同年英国では、ヘンリー・ジェイムズを主人公にした別の小説も出ている。デイヴィッド・ロッジ著『作者を出せ!』である。2022/06/03

Masa

2
この副題を見て誤解を持って読み始める人も多いでしょう、私もそう。小説としては面白かったから失望感はないですが。家族関係や友人関係の暴露本に落ち込まずにすんでいるのは、作者の豊かな表現力あってのものなのでしょう。ヘンリーが示す妹アリスや従妹ミニーへの愛情、そして兄ウィリアムへの辛辣さは彼の一連の作品の登場人物に示すものと変わるものではないです。アメリカ南北戦争を体験している作家と改めて知りました。2024/01/24

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