出版社内容情報
日本ハードボイルド界の大御所がスペインの人気小説を翻訳! 原著者ペレスのデジタル・サイン入り。
内容説明
俗世間に関心を持たぬ老錬な剣術師範を、革命の陰謀の暗がりから招く謎の女のすみれ色の瞳。その剣の技は敵か?味方か?灼熱のマドリードにロマンというには危うい複合攻撃の波が交錯して、命がけの死闘へと誘い込んでくる―。
著者等紹介
ペレス=レベルテ,アルトゥーロ[ペレスレベルテ,アルトゥーロ] [P´erez‐Reverte,Arturo]
スペインの作家・ジャーナリスト。1951年生まれ。スペインの新聞・テレビなどで世界各地の戦場を取材し、やがて小説家に転身。ミステリや歴史小説の分野で活躍する。1993年に「フランドルの呪画」(1990)でフランス推理小説大賞外国人作家部門を受賞
高城高[コウジョウコウ]
1935年、北海道生まれ。東北大学在学中の1955年、日本ハードボイルド・ミステリの嚆矢とされる『宝石』懸賞入賞作「X橋付近」でデビュー。北海道新聞社入社後も作家活動を続けたが、1970年代に休筆、同社退職後の2006年に『X橋付近 高城高ハードボイルド傑作選』で復活を遂げた。北海道札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。