内容説明
キーワードは聖書、キリスト教、女性たち。「三人の女の夢」「サロメの系譜 聖書の時代から現代まで」「創世記とミルトン『楽園喪失』にみるアダムとイヴ像」の三編には著者の手堅い実証精神が滲み出ている。
目次
第1部(日本に半世紀―日本を愛した三人の司祭;新約聖書のたとえ話―「放蕩息子」を読む;女子教育を通してみた日本・カナダ関係―カトリック修道会の宣教活動とその歴史的背景;聖母被昇天修道会による明の星学園における教育の理念と実際;Evangelineへの旅 ほか)
第2部(三人の女の夢;サロメの系譜 聖書の時代から現代まで;創世記とミルトン『楽園喪失』にみるアダムとイヴ像)
著者等紹介
斉藤恵子[サイトウケイコ]
1936年大連市生まれ。1959年お茶の水女子大学英文科卒業。1973年東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程単位取得満期退学。1979年4月~1999年3月共立女子大学家政、文芸学部で、英語、比較文学、総合講座「女性と社会」等担当。1999年4月大妻女子大学比較文化学部長就任。同学ヨーロッパコースで、比較文化入門、イギリスの風土と歴史、イギリスの文化と文学、日本における異文化(キリスト教と日本)等担当。2009年退職。大妻女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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日本に半世紀―日本を愛した三人の司祭 新約聖書のたとえ話―「放蕩息子」を読む 女子教育を通してみた日本・カナダ関係―カトリック修道会の宣教活動とその歴史的背景 聖母被昇天修道会による明の星学園における教育の理念と実際 Evangelineへの旅 英国19世紀の女子教育ー上・中流階級のお嬢様教育とその背景 女性が今立っているところー日本と中国 めぐりあう女性達ー2009年1月26日 三人の女の夢 サロメの系譜 聖書の時代から現代まで 創世記とミルトン『楽園喪失』にみるアダムとイヴ像2021/10/16