目次
第1部 8つの異論(外国語教育目的論‐英語教育の目的・目標―これがしっかりしていないと授業内容がぶれる;複数言語導入論‐日本における複数外国語教育の進展―子どもたちは学校で複数の言語を学ぶ権利がある;認知的指導論‐英語の「なぜ」の答え方20―ことばに関する「なぜ」の問答は言語教育の基本である;「読む・考える」活動重点論‐「読む・考える」活動の重要性とその扱い―この2つの能力だけは全員の生徒に保障してあげたい;英語教育題材論‐英語教育題材論―ことばはメッセージである、メッセージは題材である;日本人名ローマ字表記論‐英語などに表れる日本人名のローマ字表記―もう“姓+名”の順序に戻すべきではないか;英語国際補助語論―日本人が使う国際補助語としての英語(EIAL)―日本英語を堂々と使って中身のあることを発信しよう
英語教育反国際論‐英語教育の宿命的・意図的な反国際性―この議論を通過してから英語教育を行いたい)
第2部 連載時評・断想等(英語教育時評;断想;会長断想)
著者等紹介
森住衛[モリズミマモル]
1942年東京生まれ。東京学芸大学卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了、シドニー大学大学院TEFL修了。東京高専、大妻女子大学、大阪大学、桜美林大学大学院、関西外国語大学大学院などの教職を経て、大阪大学・桜美林大学名誉教授。専門分野は、英語教育学・言語文化学・外国語学。学会活動として、東京言語文化教育研究会(2005‐2014)、大学英語教育学会(2006‐2010)、日本言語政策学会(2011‐2015)、日英言語文化学会(2016‐2019)の元会長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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