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目次
春秋社と文藝春秋社出版部
宇野浩二『文芸夜話』と金星堂「随筆感想叢書」
矢島一三、中興館、海外文芸叢書『七死刑囚物語』
秋田雨雀『国境の夜』、叢文閣「現代劇叢書」、『秋田雨雀日記』
金子洋文『投げ棄てられた指輪』と新潮社「現代脚本叢書」
有島武郎の個人雑誌『泉』の流通販売事情
新潮社、叢文閣、『有島武郎著作集』
その後の叢文閣と矢野文夫、長谷川玖一『ボオドレエル研究』
金鈴社と矢野文夫訳『悪の華』
『種蒔く人』と『クラルテ』の翻訳〔ほか〕
著者等紹介
小田光雄[オダミツオ]
1951年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業。出版業に携わる。エミール・ゾラ「ルーゴン=マッカール叢書」シリーズ(論創社)などがある。『古本屋散策』(論創社)で第29回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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古本虫がさまよう
2
文学史的な記述も多く、素人の僕には「豚に真珠」のようなコラム集。たまに聞いたことのある人、佐々木孝丸とか出てくると、そういえば、砂古口早苗氏の『起て、飢えたる者よ<インターナショナル>を訳詞した怪優・佐々木孝丸』 を読んだことがあったなとチェック。 この佐々木さんは『ファンニー・ヒル』の訳者と紹介もされている。砂古口さんも、その点は指摘もされていて、インターナショナルを訳詞を書いた人とも出てくる。 その佐々木訳の『ファンニー・ヒル』を小田氏はブックオフで入手したとのこと。銀座書館からの復刻版とはいえ…。2020/07/12