内容説明
ああ、イタリア。いつも私を疲れさせる…その想いはどこか、人間そのものへの愛憎に似ている。旅を重ねてふたたび出会った、カラヴァッジョやミケランジェロ、マリノ・マリーニ、モランディ、そしてプリーモ・レーヴィ…。今という時代と、人間の本質への深い省察に満ちた紀行エッセイ。
目次
ローマ
フェッラーラ
ボローニャ、ミラノ
トリノ
ミラノ
著者等紹介
徐京植[ソキョンシク]
1951年京都市に生まれる。早稲田大学第一文学部(フランス文学専攻)卒業。現在、東京経済大学全学共通教育センター教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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