内容説明
「湖畔の宿」「旅の夜風」「水色のワルツ」「酒は涙か溜息か」「銀座カンカン娘」「長崎の鐘」「岸壁の母」「恋のバカンス」「おふくろさん」「柿の木坂の家」「兄弟船」「下町の太陽」「見上げてごらん夜の星を」「命くれない」「瀬戸の花嫁」「津軽海峡・冬景色」「よこはま・たそがれ」「北酒場」「時の流れに身をまかせ」「ひと夏の経験」…星野哲郎、岩谷時子、阿久悠、なかにし礼ほか作詞家20人の代表作5曲をセレクト。
目次
佐藤惣之助
西條八十
藤浦洸
高橋掬太郎
佐伯孝夫
サトウハチロー
藤田まさと
岩谷時子
川内康範
石本美由起
星野哲郎
横井弘
永六輔
吉岡治
山上路夫
阿久悠
山口洋子
なかにし礼
荒木とよひさ
千家和也
著者等紹介
塩澤実信[シオザワミノブ]
1930(昭和5)年、長野県生まれ。双葉社取締役編集局長をへて、東京大学新聞研究所講師等を歴任。日本ペンクラブ名誉会員。元日本レコード大賞審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サトル
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昭和歌謡を彩った作詞家たち、佐藤惣之助に始まり千家和也まで興味深いエピソードと代表作が詰め込まれている。流行歌と呼ばれていた時代、サトウハチローはまさしく放蕩詩人の血筋を父親から受け継いだのだろう。岩谷時子は作品に現れているような作詞家人生を送ったようだし、川内康範は”生涯助っ人”と言いながらお騒がせ人生を全うして、星野哲郎や永六輔、なかにし礼も人柄を忍ばせる歌を数多く残した。そして阿久悠、自らの作詞家憲法に記した。「歌は時代とのキャッチボール。時代の飢餓感に命中することが、ヒットすることではなかろうか」2021/08/05
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