日本演劇思想史講義

個数:

日本演劇思想史講義

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月01日 07時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846018924
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0074

内容説明

日本演劇の特質とは何か。世界演劇のなかの日本演劇をどう位置づけるのか。近代演劇から現代演劇へいかに転生されてきたのか。古代から現代までの演劇史を通観しながら、その社会的背景や思想の変遷を考察する!

目次

第1部 古代から伝統演劇の成立(日本演劇の始まり;能・狂言はどういう演劇だったのか ほか)
第2部 近代演劇の格闘(近代国家と演劇改良運動;演劇の実験―小山内薫と築地小劇場 ほか)
第3部 戦後演劇の葛藤(戦後演劇―木下順二と千田是也;新劇からの過渡期―安部公房、三島由紀夫 ほか)
第4部 現代演劇と演劇革命(現代演劇史を再考する(一九六七~二〇一八)
アングラ・小劇場運動の勃興と限界1(一九六七~六九) ほか)
第5部 二一世紀の演劇へ(演劇界の分極化(二〇〇三~一一)
危機の時代の演劇(二〇一二~一八))

著者等紹介

西堂行人[ニシドウコウジン]
演劇評論家。国際演劇評論家協会(AICT)日本センター元会長(2006~2012)。日韓演劇交流センター副会長(2003年~現在)。1954年10月東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。60年代以降の現代演劇を中心テーマに、アングラ・小劇場ムーブメントを理論化する。80年代末から世界演劇にも視野を広げ、韓国演劇及びドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの研究。90年代以降は大学で教育に関わる。「世界演劇講座」を2006年から開講。2014年より伊丹アイホールにて継続。劇評講座、シンポジウム企画も多数。2016年3月まで近畿大学文芸学部教授。2017年4月から、明治学院大学文学部芸術学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

23
古代の祭祀にはじまり、能・歌舞伎の発展、明治時代に西洋演劇が日本に輸入され独自の発展を遂げ現代(2020年)に至るまでの様子をまとめた一冊。大学の演劇史の講義録をまとめた細かく分けた内容のため読みやすい。メインは日本における西洋演劇の発展であるように読めた。面白いと思ったのは日本人の演劇の深部には能や歌舞伎的なところがあるそうで、海外の演劇関係者によく質問されるのは「能や歌舞伎をどうアレンジしたのか」というもので「能や歌舞伎は関係ない」としても類似点(間の取り方など)を指摘され、たじたじとなるそうです。2021/08/11

かんがく

12
日本演劇史の入門書として最適。以前読んだ本は60年代以降を扱っていたが、能と歌舞伎の伝統芸能と、明治以降の新劇についても丁寧に述べているので全体像が掴みやすい。時代の分け方、各時代ごとの代表的な人物と作品などとてもわかりやすく分類されている一方で、教科書的にならずに読み物としても面白い。背景となる歴史的事実や思想状況も丁寧に触れられているので、演劇を通した戦後思想史としても読めた。本書をハンドブックにしながら、過去の名作を観ていきたい。2021/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15670679
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品