内容説明
日本を飛び出し、フィリピン大学大学院に進んだ青年が直面したフィリピン社会の現実、バランガイで出あった“友だち以上”の仲間たち…。マニラの下町に暮らす隣人たちとの熱く濃密な日々を描く、等身大のエッセイ。
目次
「泥棒」をつかまえた夜
大都市の居場所
バランガイ・ダゴホイ
ピリータの引っ越し
トルコから来た「兄弟」
サン・ヴィセンテの女の子
プリンセス
飲んで学んで考えた
ロムロホール
フィリピンにてイスラエル問題を考える
著者等紹介
岡田薫[オカダカオル]
1981年横浜市生まれ。和光大学表現文化学科卒業後、中国、インドネシア、フィリピンに日本語教師として滞在。フィリピン大学大学院アジアセンターでフィリピン学専攻、在籍中。現在「日刊まにら新聞」記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nori
6
Matuwa akong bumasa nitong libro kase binanggit ang totoong buhay sa ordinaryong tao sa mga barangay. Ito ang mahalagang abiso tungkol sa PIGSA. May sobrang nana ko sa paa dati, matapos kagat ng lamok sa Puerto Garela. Ito raw ang pigsa.2021/11/18
寝子
2
フィリピン暮らしの日記。文章は記者とは思えないほど酷いけれど、コミュニティに入っていき直接出会った人々の生の声には重みがあります。 「フィリピンにはクラス(階級)がある」2019/11/07
FREE
0
著者がフィリピンにある大学に在籍し海外生活を綴った本書は旅行本とは違った実際の生活がリアルに描かれています。 面白味は少々欠けますが、只の旅行では体験できない生の海外生活は興味深いものがありました。 2019/10/07