内容説明
政治・女性学・精神分析・芸術(絵画・写真)・演劇の各分野の一流の学者たちが参画し、二十世紀初頭の活気あふれるアメリカ文化の情況について熱く論じた評論集。1987年6月、マサチューセッツ州プロヴィンスタウンで4日間にわたり開かれた会議の記録。当日上演された、伝説的なプロヴィンスタウン劇4作品も収録。
目次
第1章(新しい政治;『マッシズ』の急進主義者たち ほか)
第2章(新しい女性;文化象徴と社会的現実としての新しい女性 ほか)
第3章(新しい心理学;アメリカにおける精神分析の受容(一九〇八‐一九二二年) ほか)
第4章(新しい芸術;アーモリーショーとその余波 ほか)
第5章(新しい演劇;ブロードウェイに背を向けて―アメリカの芸術劇場の始まり(一九〇〇‐一九二〇年)写真でたどる小論 ほか)
第6章(最初のプロヴィンスタウン劇;『貞節‐対話』 ほか)