内容説明
強盗紳士アルセーヌ・ルパンが変名でパリに探偵局を開局。日本にしかない「ジム・バルネ探偵の事件簿」。
著者等紹介
ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス] [Leblanc,Maurice]
1864‐1941。本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる
保篠龍緒[ホシノタツオ]
1892年、長野県生まれ。本名・星野辰男。東京外国語学校(現・東京外国語大学)仏語科卒業。大正時代からモーリス・ルブラン作品の翻訳と普及に尽力した。戦後は警視庁等の嘱託として広報・広告の指導等を行なう。68年死去
矢野歩[ヤノアユミ]
1958年、大阪市生まれ。81年、大阪大学経済学部卒業。現在、会社役員。ルパン同好会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ArcCosine
5
保篠龍緒訳をベースに再編集した編で、かなりの異色作。ルパンは南洋一郎編の物(ポプラ社版)しか読んだことが無かったので、キャラクターの違いに驚くことに。大分色々と本筋を改ざんしているらしく、翻訳というよりは、翻案と言ってもいい作品だった。/ルブランが描く「怪人」=「ルパン」にしたくなるのは、致し方がないし、どれだけ年数が経ったとしても、ルパンの魅力が無くなる訳では無い。快刀乱麻の解決は読んでいて気持ち良い。俺TUEEEE!!!に通じるものがある(が、大分スマート)2025/05/30
ekoeko
2
パルネ探偵社局長=ルパン、という設定のお話だけど、率直に言って「なんじゃこりゃ」でした。2019/01/25
天使の奇跡
1
図書館で目についたので借りてみる。文章固く、入り込めない、読めない。面白いとはいえない作品ですね。2019/08/14
クジラナルコ
0
★2.52018/12/16