洞窟壁画を旅して―ヒトの絵画の四万年

個数:

洞窟壁画を旅して―ヒトの絵画の四万年

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月11日 14時49分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846017477
  • NDC分類 702.02
  • Cコード C0071

出版社内容情報

ラスコー洞窟壁画などを美術批評家・布施英利が息子と訪ねた旅で、人聞はなぜ絵を描くのか?という根源的な問題を思索する。"東京芸大で美術を専攻し、さらに養老孟司の元で解剖学を学んだ美術解剖学のスペシャリスト、数多くの著作もある布施英利は、以前からラスコーなどの壁画群を見て、絵画の根源を探ろうと考えていた。そして2017年夏、美術を専攻する息子を伴い、洞窟絵画を探る旅に出た。日本の古墳壁画や星野道夫のアラスカの写真などと比較しながら、絵画の本質は何かを考察する。旅の記録とその考察が文体を変えて交互に現れ、人はなぜ絵を描くのか?という問題に迫ろうとする。

"

 第一日 最も古い絵画 ……明日香村・キトラ古墳壁画へ/  第1章、夜の語り……旅の準備として「先史時代の洞窟壁画」についての、/ 第二日 ショーヴェ洞窟壁画への旅 ……人類最古の絵画/  第2章、夜の語り……ネアンデルタール人と絵画の起源をめぐる、/ 第三日 旅の途中 ……中世ロマネスクの村へ/  第3章、夜の語り……西洋美術の歴史をめぐる、/ 第四日 レゼジー村の洞窟壁画への旅 ……本物の洞窟壁画を見る/  第4章、夜の語り……写真家・星野道夫のアラスカをめぐる、/ 第五日 ラスコー洞窟壁画への旅 ……ラスコー二とラスコー四/  第5章、夜の語り……狩猟と解体の世界をめぐる、/ 第六日 パリへ……そして旅の回想/  最終章、ヒトの絵画の四万年/

布施英利[フセヒデト]
著・文・その他

内容説明

ヒトはなぜ、絵を描くのか?ショーヴェ洞窟壁画、ラスコー洞窟壁画、レゼジー村洞窟壁画群人類最古の絵画を、美術批評家の布施英利が息子と訪ねた二人旅。先史時代の絵画から人間はなぜ絵を描くのかという根源的な問題について、旅の中で思索する。その先に見えた答えとは?

目次

第1日 最も古い絵画―明日香村・キトラ古墳壁画へ
第2日 ショーヴェ洞窟壁画への旅―人類最古の絵画
第3日 旅の途中―中世ロマネスクの村へ
第4日 レゼジー村の洞窟壁画への旅―本物の洞窟壁画を見る
第5日 ラスコー洞窟壁画への旅―ラスコー2とラスコー4
第6日 パリへ―そして旅の回想

著者等紹介

布施英利[フセヒデト]
美術批評家・解剖学者。1960年生まれ。東京藝術大学・美術学部卒業。同大学院博士課程修了(美術解剖学専攻)。学術博士。その後、養老孟司教授の下での東京大学医学部助手(解剖学)などを経て、現在に至る。解剖学と美術が交差する美の理論を探究している。著書は、約50冊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽけっとももんが

10
昨年国立科学博物館のラスコー展に行ったのだけれども、新幹線の時間もあって駆け足の見学というもったいないことになってしまった。これはフランスの洞窟壁画を見にいく、美術を学ぶ息子とともにという羨ましいような旅の記録。こどもが言葉を獲得する過程、絵を描き始める瞬間と、人類が言葉を持ち絵を描き文字を習得する進化の過程を重ねるという想像にはわくわくする。太古の昔洞窟で暇を持て余しただれかが燃えさしの炭か何かで絵を描いた、それだけではなく、今のわたしたちにも繋がる長い物語に想いを馳せたくなる。2019/01/10

リエ

5
美術批評家・解剖学者である布施氏とご子息の主に先史時代の洞窟壁画を巡る旅であると同時に「ヒトはなぜ絵を描くのか」、その起源を探る旅の記録。 専門的な知識を持たない私のような読者のために「夜の語り」という章が設けられていて、知識を補強してくれる。壁画をはじめとしたアートや旅先の景色の描写が生き生きとしていて、おまけに当時のツイッターの呟きも掲載されており、まるで旅に同行させていただいている気分を味わえた。2018/11/09

ハチ

5
洞窟絵画についての記述はほぼ無意味だ。実物を見るしかないからだwしかし、迫力がある!また神聖だ!ってことは伝わる。この本の真骨頂は[夜の語り]のチャプターだ。面白い。絵画・美術と身体性についての思索は大学講義の雑談のようで。2018/09/21

アルクシ・ガイ

4
人はなぜ絵を描くのか。クロマニヨン人は絵を描けて、なぜネアンデルタール人は描けなかったのか。長年の謎でした。なるほど、言語が先でしたか。日々獲物を解体していたから、彼らは動物のデッサン力に長けていた。ダ・ヴィンチらルネサンスの巨匠が死体を解剖して筋肉の流れを学んだのと同じだ。2018/12/13

マサ

2
ネットで画像を検索しながら読んだ。写真でさえ壁画のウシやシカなどはダイナミックで生き生きとしている。数万年前の洞窟に描かれた絵が技術的に高いレベルにあることについて著者はクロマニヨン人の言語能力との関係について考察していて興味深かった。また、クロマニヨン人が見ていた風景を星野道夫のアラスカの文章を借りて語るところはイメージが鮮明だった。行って実物を見てみたい。2022/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13108851
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品