内容説明
現地の日本大使館に勤務した著者による、はじめてのトリニダード・トバゴ案内。
目次
第1章 多民族国家トリニダード・トバゴの歴史
第2章 一般のトリニダード・トバゴ人の暮らし
第3章 多文化社会トリニダード・トバゴの文化
第4章 英国式から独自の発展を遂げた政治体制
第5章 エネルギー資源を中心に動く経済と貿易
第6章 エネルギー輸出国・東カリブ地域の大国としての地位を活かした外交
第7章 文化交流から経済協力まで広がる日本とトリニダード・トバゴの関係
第8章 独立50周年を経た今直面する課題
著者等紹介
鈴木美香[スズキミカ]
1980年、日本人の父親とフィリピン人の母親のもとに生まれる。2002年3月、亜細亜大学国際関係学部国際関係学科卒業。2004年3月、上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻博士前期課程(修士課程)修了。修士課程修了後、日本に来る外国人研修生・技能実習生を支援する財団法人での勤務を経て、2010年10月から2016年12月まで、在トリニダード・トバゴ(TT)日本国大使館の専門調査員として、カリブ10か国の政治・外交に関する情報収集・分析業務に従事。2017年12月より、新興国の金融・経済・政治を調査する財団法人に勤務し南米を担当。2018年4月より、国士舘大学にて非常勤講師も兼務。これまでに米国のキューバ系難民・移民、TT事情、カリブ諸国の外交関係等に関し、学術雑誌等に複数のレポートを発表。また、研究活動の傍ら、日本や海外でのイベントにおける歌・ダンスの披露、旅行等を通じ、自身のルーツである日本とフィリピンだけではなく、ラテンアメリカ・カリブ諸国とのつながりも維持している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きゅー