内容説明
江戸時代後期の足立一之による模写資料「斯哉等草」。その後、内山道郎から佐久間八重女、田中サタ、高濱利恵の各氏へと、明治・大正・昭和を経て語り継がれた“伝承の折りひな”を全国からの要望にこたえ刊行。あなたも親王皇后・三人官女・五人囃子を折ってみませんか?年間を通じ、平安貴族の優雅な時間を楽しみながらひとつひとつ丹念に折り上げてゆく喜びは、あなたに心の安らぎと健康を約束するでしょう。
目次
男雛(頭、体;着物)
女雛(頭、体;着物)
三人官女(立ってる官女;座っている官女)
五人囃子(謡い;太鼓;笛;小鼓;大鼓)
たとう(花たとう;六角たとう)
著者等紹介
小林一夫[コバヤシカズオ]
1941年、東京都文京区湯島に生まれる。東京・御茶ノ水にある「おりがみ会館」館長。安政5年(1858年)創業の和紙の老舗「ゆしまの小林」4代目、会長。内閣府認証NPO法人国際おりがみ協会理事長、文部省・高等学校教員資格を有す。折り紙の展示や、教室の開催、講演などを通じ、和紙、文化の普及と継承に力を注ぐ。その活動は日本のみならず世界各国に及び、日本文化の紹介、国際交流にもつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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