内容説明
どうすれば、ドキュメンタリーは心を撃つのか?社会と対峙する匠の技を伝える!3.11以降、ドキュメンタリー映画を求める人が増えている。巨匠たちのインタビューと鋭利な論考による、ドキュメンタリー映画のつくり方!
目次
序章 記録映像で表現する人のために
第1章 ドキュメンタリー映画人たち(「一人ひとりのおもしろい瞬間を引き出す」―羽仁進;「撮影対象と信頼関係をつくる」―羽田澄子;「ドキュメンタリーと革命と」―足立正生;「日常の中に物語性を紡ぐ」―岩佐寿弥;「農村、自然、人間と向き合う」―小泉修吉 ほか)
第2章 ドキュメンタリー映画論(アメリカ、戦争する国の人々;フクシマの忘却に抗して;3・11とドキュメンタリー表現の拡張;SEALDsとともに歩むために;不寛容の世界に抗するドキュメンタリー ほか)
終章 オルタナティブ・ジャーナリズムの可能性
著者等紹介
金子遊[カネコユウ]
1974年、埼玉県生。批評家、映像作家。非常勤講師(慶應大学他)。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸術評論賞・佳作、「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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やっち
1
ドキュメンタリーの歴史や変遷を学べた。事実と虚構、撮影者と被写体、中立性。ドキュメンタリーが持つ、まあ広義的に言えば、特徴(性質)を考えさせられる。「生きることの中の演技」については、ここ近年自分の中で気になるテーマだったので、非常に印象に残った。羽仁進はすごい 2024/05/08
Kazuhiro Sorimachi
1
第1部がドキュメンタリー作家のインタビュー集。1950年代の羽仁進から現代までドキュメンタリーとはなにかみんな考えながら作っているという感じ。第2部はいろんな作品の評論集。デジタル化によって作品数は膨大に増えた。何を見るべきか、評論の存在意義は増していると思う。2018/05/08