目次
対談(定型・非定型の現在と未来;賢治・短詩型・南島論;日本語の遺伝子をめぐって)
論考・講演・推薦文(前衛的な問題;定型と非定型―岡井隆に応える;番犬の尻尾―再び岡井隆に応える;短歌的表現の問題;短歌的喩の展開;岡井隆歌集『土地よ、痛みを負え』を読んで;回路としての“自然” ほか)
著者等紹介
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924‐2012年。東京・月島に生まれる。東京工業大学卒業。詩人・思想家。日本の敗戦を富山県の動員先で迎えた。戦後の混迷のなか、じぶんは世界認識の方法を知らなかったと痛切に自覚し、1955年「高村光太郎ノート」によって戦争責任問題に最初のメスを入れ、「マチウ書詩論」によって思想の基礎を形成。爾来、つねに世界思想の水準を見据え、時代と対峙しながら、思索を展開してきた。その全著作は『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)として刊行中。またインターネット上のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「吉本隆明アーカイブ」として183の講演が無料公開されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。