内容説明
化学者としての専門知識を縦横無尽に駆使した本格ミステリ!九つに分類された可能性を検討し、真実を覆い隠す濃霧の如き謎の数々を解き明かせ。
著者等紹介
コニントン,J.J.[コニントン,J.J.] [Connington,J.J.]
1880‐1947。本名アルフレッド・ウォルター・スチュアート。スコットランド、グラスゴー生まれ。グラスゴー大学で科学を専攻し奨学金を得てロンドンの大学へ入学、同校で研究を続ける。1908年に刊行されたRecent Advances in Organic Chemistryは教科書として広く使用された。教授としてベルファーストのクイーンズ大学に勤務し、物理化学と放射線の講義を受け持つ。推理作家としては『或る豪邸主の死』(1926)でデビュー
渕上痩平[フチガミソウヘイ]
元外務省職員。海外ミステリ研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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