内容説明
全く異なる人生を歩んできた二人が、日々の常住座臥のなかから湧き出る存念を、杯を傾けて互いに語りかけるような筆致で書き綴ってゆく。誰もが気軽に始められる往復書簡の参考指針として読みたい、軽妙な随筆風書簡集。
目次
1 平成二十五年(母国に誇りを;言語は思考の座標軸;風土と人間 ほか)
2 平成二十六年(鎮魂の丘;硫黄島からの手紙;二つの碑文 ほか)
3 平成二十七年(素人流住宅談義;東京にはシンボルがない!;ラトヴィアの首都リガ ほか)
著者等紹介
相田武文[アイダタケフミ]
1937年東京都生まれ。1960年早稲田大学第一理工学部建築学科卒。1966年同校大学院博士課程修了。1977年芝浦工業大学教授。建築家、一級建築士。工学博士。芝浦工業大学名誉教授、早稲田大学などの非常勤講師。米国・カリフォルニア大学客員教授。中国・同済大学顧問教授。日本建築家協会名誉会員。「積木の家」シリーズの建築作品で国際的に評価される。「積木の家1(防府歯科医院)」で1982年第1回日本建築家協会新人賞、2007年同作品で建築家協会25年賞受賞
河津光紀[カハズミツノリ]
1936年神奈川県生まれ。1958年早稲田大学第一政経学部経済学科卒。同年朝日生命保険(相互)入社。広報部長・取締役営業管理部長・同名古屋支社長等を経て常務取締役。営業・人事・総務等を担当する傍ら、社会貢献事業「全国健康づくり運動」の一環としてのテニス部長、体操部長を務める。業界関連業務は生命保険協会総務委員会委員長、教育委員会委員長など。1994年同社退任、朝日生命ビル(株)代表取締役社長就任。2001年退任。趣味は囲碁・俳句・講談(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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